株の名前のFGと指数への寄与

株を選んでいると、「FG」という見ることがあります。
これはフィナンシャルグループの略として用いられることが多いです。
つまり、金融関連の持ち株会社という意味です。
かつては銀行がいろいろな企業を子会社にしていましたから、フィナンシャルグループという概念はあまりありませんでした。
フィナンシャルグループという名称が使われるようになったのは金融業界の再編が行われてからです。

再編によって銀行はいくつか統合しました。
その際に、銀行同士が直接的に統合をするのではなくて、一旦持ち株会社を作るという形がとられたのです。
統合する銀行は持ち株会社の子会社となり、そして銀行の子会社もこの持ち株会社の子会社にするという形が一旦とられたのです。
このようにすることによって、いったんは独立した会社として経営を続け、その後に徐々に統合をしていくという形をとることによって、スムーズに統合を果たしたと言えるでしょう。

フィナンシャルグループとなっているものは現在でもいくつかありますが、実質的にはかつての銀行だと言えるでしょう。
ですから、資産規模は大きく、そのために時価総額もかなり多く聞くなります。
TOPIXなどの時価総額型の指数の場合、時価総額の大きいものの影響を受けやすい傾向があります。
金融関連の株は時価総額が大きいために、その業績が指数に大きく影響すると考えられます。

以前に日銀がマイナス金利の導入を発表しましたが、それによって銀行の収益が悪化するとの懸念がもたれるようになって売られたのです。
このときには、指数も売られて大きく下げました。
寄与が非常に大きいことがこれによって分かるのです。
また、経済全体に対する影響も大きいために、ほかの株も売られました。