株式の値段と権利日の関係

株式投資により利益を得る方法としては、売買の差額を稼ぐ方法と、配当金や株主優待を狙う方法の2つがあります。
売買の差額を稼ぐ方法とは、売った値段と買った値段の差額分を儲けるという手法ですから、株価の動向に注視していけば良いということになります。

一方、配当金や優待を狙う方法の場合には、長期保有を続けていれば定期的に配当金や株主優待を得られるということになります。
しかし、配当金や株主優待を得るために短期売買を行うという場合には、株価の動向だけではなく、配当金や株主優待の権利日にも注意を払わなければいけません。
例えば、3月23日が最終権利日だとしますと、3/22日に売却してしまった場合、配当金や優待を得られないということになってしまいます。

逆に言うと、3月23日に買えば、配当金や優待を得られるということです。
それなら、3月23日に買って3月24日に買えばよいではないかと思われるかもしれません。
しかし、通常最終権利日の翌日には株の値段が下がってしまいますので、配当金や優待を稼ぐことはできるけれども、売買の差額はマイナスとなって、トータルでは損をしてしまうということになりかねません。

ですから、売買の差額を稼ぐ方法と配当金や優待を狙う方法のバランスをうまくとる必要があると言えるかもしれません。
しかし、このように短期売買で配当金や優待を狙う方法を用いれば、毎月いろいろな銘柄の配当金や優待を得られるということになりますから、資金の回転率を上げることができるというメリットもあります。
このようにすれば、年に一回しか収穫することができないという一毛作の状態から、年に何回も収穫することができる多毛作の状態を作りだすことができる訳なのです。